今回は最高の人生だった

我が人生に最大の幸せをもたらした妻との出会い

【嫌われない生き方】

誰にでも人から良く思われたいという気持ちがあります。人に好かれたい、尊敬されたい、評価されたい、ほめられたい、そう思います。でも、その思いが裏目に出てしまう人もいます。

自分のプラス情報を一緒に喜んでもらえなかったら自慢話になる

自分のプラス情報を自ら言ってしまう、それは自慢になり、逆に評価されません。自慢話をする人は人間的に未熟と思われ、見下されてしまいます。

誰でも自分のプラス情報を披露することがあります。いわゆる自慢です。良いところ、例えば学生がテストで良い結果だったとします。喜んでもらおうと思って、親に伝えます。親は一緒に喜んでくれます。これは自慢になるでしょうか。これは自慢ではありません。

ところが、自分のプラス情報を喜んでもらおうと思って伝えて、「良かったね」と言って一緒に喜んでくれなかったら、それはただの自慢話をしたことになります。

それが難しいところです。決して自慢話をするつもりではなく、共に喜びを分かち合おうと思って話したら、ただ黙って聞いていた、喜びの反応はなかったという経験はあると思います。そんなとき、話さなければ良かったと後悔します。

経験上、自分のプラス情報を伝えて喜んでくれるのは家族、親族だけです。そのときの関係によっては親族でもさほど喜んでもらえず、さらりと聞き流されることもあります。

高田純次の名言「自慢話、昔話、説教はしない」

共に喜ぼうと思わずに、ただ自分のプラス情報を伝えたり、披露するのは相手の心理を分かっていない人がやることです。たまに自慢話の多い人がいますが、間違いなく嫌われています。

タレントの高田純次さんがある番組の中で、お笑い芸人の方に芸能界で長生きする秘訣を聞かれ、「自慢話、昔話、説教」はしないようにしていると即答しました。この3つはどんな業界でも、どんな社会でも人間全てに共通していることです。

人の不幸は蜜の味と言います。他人の幸福な情報など退屈でつまらないだけです。人の昔の話なんて興味ないです。余程話が面白い人なら別ですが、必ずといって良いほどオチがあって、笑わせる天才、高田純次さんでさえ昔話はしないように気をつけているのです。普通の一般人で笑わせながら昔話をできる人はそういないでしょう。説教は自分のダメなところを指摘され、相手の自慢を聞かされるのですから、不愉快なだけです。その場から逃げ出したくなります。

厳しい芸能界で長く生き残っている人は、チャラチャラしているように見えても、実は嫌われないためのポイントをしっかり押さえて実行しているということです。

monologue

私も妻とは昔話で盛り上がってしまうことがあります。同席の人たちが同世代なら昔話も問題ないと思います。世代の違う若い人たちがいるときは顔の表情で判断するようにしましょう。自分にとって良いことは外では話さないようにしています。説教もされるのが嫌なので、子供にもしません。というか、説教はこっちが子供にされています。不思議なもので、子供にされる説教はさほど嫌ではないです。なんと頼りない親なのでしょう。でも好かれている実感があるので、これで良いと思ってます。