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【歯周病を予防して、死ぬまで自分の歯で食事しよう】

皆さんが歯科医に行くときは、歯が痛いときでしょうか。私は今、半年に一度行くようにしています。目的は歯周病と虫歯のチェック、そして歯垢や歯石を取ったり磨いたりするクリーニングです。

歯周病の予防を推進している歯科医が近くにいるお陰

たまたま友人が歯科医になり、予防歯科を推進しているため、毎日3回の歯磨きと定期的なクリーニングを習慣化することができました。友人が歯科医にならなかったら、歯医者は嫌いなので、歯周病が悪化して数本抜くことになっていたと思います。

今は定期的に検査をしているので、これから虫歯になることはまずないと言われています。今は歯周病を壊滅したく、定期的に通院しているのですが、なかなか完治しません。歯周病の検査の数値を全て3以下にしたいのですが、まだまだ4以上が結構あります。

クリーニングで訪れると、悪い歯を治すのではないので、殆どの業務は歯科衛生士さんが行います。針を歯茎にさして歯周病の検査をするのも、クリーニングをするのも歯科衛生士さんの仕事です。歯科医の先生は最初にお話をして引き継ぎ、クリーニングが終了したら、結果を見て統括するのが仕事になります。

予防歯科医は少数派?

私はたまたま友人が予防歯科を推進しているお陰で、これ以上悪化することのないようになりました。歯周病の方は歯磨きで改善されると信じ、毎日丁寧な歯磨きを心がけています。現在、予防歯科を推進している歯科医はどの程度の割合なのでしょう。

欧米は定期検診を受ける人の割合がとても高いです。スウェーデンは90%、アメリカは80%です。それに比べ、日本では約6%です。70歳の残存歯数はスウェーデン20本、アメリカ17本、日本8本です。若い頃の私のように、歯医者には痛くなってから行くという人が多いからでしょう。

欧米では、まず予防しようという考えが浸透しているので、虫歯を持っている人の割合もスウェーデン12%です。日本は50%にものぼります。

定期検診を受ける人が人口の6%しかいないのなら、そういう人たちをターゲットにしても、ビジネスとして成り立ちません。ですから、予防歯科を目指す人たちがまだまだ少数派なのかも知れません。それから、歯科衛生士さんがかなりのハードワークになることも予防歯科医が増えない理由かも知れません。

歯周病予防に大活躍の歯科衛生士

予防歯科医の歯科衛生士さんは他の歯科医の労働と比べると相当ハードだと思います。患者一人につき1時間程度ですが、歯を1本1本歯垢や歯石を取ったり、器械で磨いていきます。

患者は横になって黙って口を開けているだけですが、狭い口の中に手を入れて歯石を取ったり、器械で磨いたり、神経を集中させて1時間程作業するのですから、大変だと思います。

中には、職人気質だからなのか、自分の気の済むまで徹底的に磨く人がいます。だいたい50~60分で終了するのですが、そういう人にかかると70分位かかります。

やる方も疲れるでしょうが、口を開けっ放しにしているこちらも疲れます。でも、終わった後に舌で触るとツルツルするので、とても気分が良く、我慢をした甲斐があったと思います。

歯科衛生士さんによっては、頻繁に体を起こして口のすすぎをさせてくれる人もいます。そういう人には、終わってから「いかがですか?」と聞かれると、「頻繁に口のすすぎをやらせてもらえたので気分転換にもなって良かった」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。それが全員に伝わって皆さんがそうしてくれれば助かるのですが・・・。
これは歯医者での小さな悩みでした。